日・英・中・韓の会話練習

日本語 (留学生対象)・英語・韓国語・中国語の会話練習を実施しています。

パートナーと1対1で、ご自分が用意した話題について、会話の練習をしてみませんか?

1セッションは20分間です。
プラザでの対面での練習でも、Zoomでの練習でも、ご希望によりどちらでも対応します!

会話練習は興味があるけれど、話題をどうやって見つけるかわからないひとには、会話トピックのヒントとなる資料を用意しています。

秋冬学期は以下の日程で開催します。

日本語: 水曜 12:00-13:30 (12:00~12:20, 12:30-12:50, 13:00-13:20 に2人のパートナーが対応します。計6セッション) 予約締切: 毎週月曜17時

英語: 月曜 12:00-13:30 (12:00~12:20, 12:30-12:50, 13:00-13:20 計3セッション) 予約締切: 毎週土曜17時

水曜 12:00-13:30 (12:00~12:20, 12:30-12:50, 13:00-13:20 計3セッション) 予約締切: 毎週月曜17時

中国語: 月曜 12:00-13:30 (12:00~12:20, 12:30-12:50, 13:00-13:20 計3セッション) 予約締切: 毎週土曜17時

韓国語: 月曜 10:30-12:00 (10:30-10:50, 11:00-11:20, 11:30-11:50 計3セッション) 予約毎週日曜17時

 

申込はそれぞれの締め切りまでに、メールにて (plaza[at]lang.osaka-u.ac.jp)
時間を調整したうえで予約できたセッションについて返信しますので、それを以て予約完了とします。
なお、予約したセッションの日時に都合が悪くなりキャンセルしたい場合にはなるべく早くお知らせください。
当日無断キャンセルされた場合はそれ以降のご利用をお断りしますのでご了承ください。

ご参加、お待ちしております!

会話練習を始めます

10月12日より、日本語 (留学生対象)・英語・韓国語・中国語の会話練習を始めます。

パートナーと1対1で、ご自分が用意した話題について、会話の練習をしてみませんか?

1セッションは20分間です。

会話練習は興味があるけれど、話題をどうやって見つけるかわからないひとには、会話トピックのヒントとなる資料を用意しています。

くわしくはこちら

E Tandem

School of Letters Tandem Learning Project

In Tandem Learning you will be paired up with someone who is 1) proficient
in the language you are learning and 2) learning a language you are
proficient in, making it possible for you to learn from each other.

This term’s tandem learning project will be conducted as an E tandem, not a
face-to-face tandem.

Deadline for application: 11 October (Sun)

Only members of Osaka University (students, researchers, etc.) can apply
for this project.

For more information about the project, please check our homepage:
https://www.let.osaka-u.ac.jp/ja/international/tandem

Facebook page: https://www.facebook.com/OsakaUTandem

Instagram: osaka_u_tandem https://www.instagram.com/osaka_u_tandem/

Twitter: Osaka U Tandem @u_tandem https://twitter.com/u_tandem

We are looking forward to your application!

Eタンデム

文学部/文学研究科タンデム学習プロジェクトからの情報です。
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【Eタンデム】
留学生と一般学生のための文学部/文学研究科タンデム学習プロジェクト
〜ことばと文化を学びあおう〜

タンデム学習(Tandem Learning)とは、あなたが学んでいる外国語の上手なパートナーとペアになり、お互いの言語や文化を学び合うという方法です。
※今学期は、対面式ではなく、インターネットを活用したEタンデムを実施します。

申し込み締切 *10月11日(日)*
対象は大阪大学の構成員(学生、研究員等)の方です。

問い合わせ:
タンデム学習プロジェクト・チーム
tandem@let.osaka-u.ac.jp

大阪大学タンデム学習プロジェクトFacebookページ
https://www.facebook.com/OsakaUTandem
Twitter アカウント @u_tandem
Instagram アカウント osaka_u_tandem

日本語で話そう!

大阪大学の学生・教職員で、日本語を学んでいる人向けのイベントです。

留学を通して考える3-言語習得以外における成長-

留学を通して考える1・2を通して、私が留学中にどのような学びを経験してきたのか、教室内外での学びに分けて考えてきた。今回のコラムでは、留学中の言語習得以外において、私自身がどう変化し成長してきたのかについて紹介する。
私が留学を通して、最も成長したと実感する点は、物事に対してより積極的に取り組み、自分の意見を述べることができるようになったことである。留学中、私は何人かの先生から、日本から来た学生はやや内向的な学生が多く、あまり自身の意見を発言しないと聞いたことがある。たしかに欧米の学生と比べると、日本からの学生は静かな方に属するのだろうかと疑問に思ったこともある。ただ、私はこの言葉があまり好きではなかった。授業を真面目に聞いていても、発言をしないことで意見がない学生と見られていると感じたためである。その頃からか、私は授業中に頷くことより、自身の言葉で発言しようと努力するようになった。発言した内容に語彙や文法の間違いがあったかもしれないが、自分の言葉で自分の意見を伝えることに意味があると感じた。
これは、主に教室内で感じたことではあるが、教室外でも例外ではなかった。中国人ルームメイトともめ事が起こった時も、私はきちんと自分の言葉で自分の気持ちを伝えようとし、気まずさから逃げようとはしなかった。2人1室の共同生活とはいえ、共有スペースを除けば、各々の部屋があることから、必要最低限の関わりで生活することも可能だったからだ。しかし、私は一生に一度きりであろう留学先でのルームメイトとは良好な関係を築きたいと思った。そのため、共同生活をする上で改善された方が良い思うことは相談し、一緒に考えていく姿勢をとっていた。留学を終え、5年が経った現在も、当時のルームメイトとは連絡を取っており、留学中の思い出話をする仲である。
 この他に留学を通して成長した点は、時間を有効に使いながら、挑戦してみたいと思うことは全て行動に移していたことである。留学中は、自分が受講していた授業の他に、北京大学の学部生の授業を聴講したこともある。単位とは関係ないが、学部生の授業も聞いてみたいと思い、挑戦してみたのである。内容理解に追いつけず、途中で諦めてしまったが、今思い返しても良い挑戦だったと感じている。また、長期休暇に入れば、飛行機、バス、高鉄(日本でいう新幹線)などに乗り少し遠くまで旅に出かけた。旅先では、それまで知らなかった中国の新しい一面を見ることができ、新しいものに出会う度に私はワクワクしていた。言語の面においても、中国はとても広く、北京から一歩外へ出ると、今まで聞いたことのない中国語を耳にすることがよくあった。私が旅した中でも、貴州省で話される方言は、全く理解することができなかったことを覚えている。書き言葉は同じなのだが、発音の仕方が異なり、これは本当に中国語なのかとびっくりした。
留学という限られた時間の中で、どれほどのことを学び吸収するかは、全部自分自身に委ねられていることに何度か気づいたことがある。時間をどのように使い、学びにつなげていくのかは留学中の最も大きな課題であるかもしれない。留学を通して、私は言語の学びとともに、私自身が大きく成長することができた。自分の意見をきちんと発言することや、相手と良好な関係を築くこと、また時間を有効的に活用することも学んだ。留学を終え、現在は中国語のインプット、アウトプットともに減少した。現地で身に付けた中国語を忘れないように、今後は言語能力の維持と向上を目標に中国語の勉強を続けていきたい。

(太田真実)

留学を通して考える2-教室外での学び-

前回のコラムでは、教室内における学びを紹介した。今回のコラムでは、教室外における学びについて紹介する。
留学を通して、私の中国語が伸びた、あるいはその成長を実感したのは教室外がほとんどであった。私は2人1室の寮で生活しており、一緒に寮生活をしていた中国人ルームメイトをはじめ、クラスメイト、寮の舎監、タクシーの運転手などとの会話を通してよりリアルな中国語を身に付けようと努力した。わざわざ話すような場面でなくても、何かを言うことに意味を見出し、かれらとコミュニケーションを取ろうとした。何もしなくても中国語のインプットが多いことから、どれほどアウトプットができるかに重点を置いていたのかもしれない。中国人ルームメイトは、最も身近にいる中国語母語話者であり、私は彼女に私の中国語に間違いがあれば随時教えてほしいと言っていた。映画を見に行ったり、料理を作ったり、カラオケに行ったりととても充実していた。映画を見終わったら、内容や感想を言い合うこと、料理の作り方を説明しながら味について述べ合うこと、教えてもらった中国語の歌を歌ってみることなど、とても些細なことのようだが、このような積み重ねが中国語の成長につながったと考える。
また、中国人ルームメイトの他に、私には2人のランゲージパートナーがいた。かれらは日本語や日本の文化に興味があり、私たちは互いの母語や文化について教え合った。カフェでのお喋りや、博物館、美術館などに出かけ、自然な中国語を身に付けたといえる。かれらとの交流を通して、中国の食文化やコミュニケーションの在り方についても自然と学ぶことができた。ルームメイトと異なり、ランゲージパートナーは日本語が話せたことから、理解ができない時は、日本語での説明をお願いすることもあった。
この他に、教室外での学びとして私が実践していたことは、今後使えそうだと思った表現を携帯にメモしていたことである。中国語母語話者との会話や、ドラマの中で使われている表現で、今後使ってみたいと思う表現は、どのようなシチュエーションだったのかも補足で書き添えながら、メモを取っていた。また、毎日実践することはできなかったが、楽しいことがあった日や、旅行に出かけた日は中国語で日記を付けていた。その日感じたことを自分の字で書き記しておくことは、何気ない毎日を過ごす上で非常に重要であり、現在もその日記を通して過去を振り返ることができる。
 中国人ルームメイトやランゲージパートナーの支えがあったとはいえ、中国での生活が全て順調で、言語に関する困難がなかった訳ではない。かれらは私が日本から来た留学生であることを知っている。しかし、寮の外へ出ると、周りの人々は私がどこから来たかは外見上では判断できない。タクシーの運転手と会話することがよくあったのだが、私はかれらが話す中国語が理解できないこともあった。かれらが話す中国語はリスニング教材で流れるような分かりやすい発音ではなく、とても早く、方言が混じっていることもあったからだ。そのような時は、「もう一度ゆっくり言ってもらえますか?」といい、理解しようと努力した。ただ、独り言のように政治や経済のことを話す運転手も少なくなく、全てを理解することは諦めて、うんうんと聞いていたこともある。「分からない」ことを全て知ろうとすることは難しいが、だからといい、耳を閉ざすのではなく、「分からない」ことを客観視しながら、言語能力向上のために何ができるのかを探していく必要があると感じた。                   
 留学先でのあらゆる活動が言語習得と密接に関係していたといえる。スーパーで食材を買う時、宅配ピザを受け取る時、寮の部屋の電気が切れて事務局に問い合わせる時など、すべての活動が中国語習得につながっていた。これらの活動は、言語習得という面以外でも、私を大きく成長させたといえる。次回のコラムでは、留学を通して私自身にどのような変化・成長があったのか、言語以外の面から考えてみることにする。