【アカデミック・スキル】日本語でメールを送る第3回 (全4回)

こんにちは、OUマルチリンガルプラザTAの重久理奈です。

前々回から大学・研究生活でよくあるメール作成場面と表現を取り上げていますが、今回はゼミを欠席したいという事例を想定して文例を紹介します。

用件別のメール文例

2. 欠席・遅刻の連絡
では、前回に引き続き、◆◆学研究科◇◇学専攻に在籍している院生の▼▼さんと指導教員の▲▲先生に登場してもらいましょう。今回は▼▼さんが病気になって、出席が予定されていた▲▲ゼミに参加できなくなってしまった、という状況です。
肩書きや名前を入れ換えれば、ある程度は所属にかかわらず通用する文面になっていますので、ぜひご活用ください。

件名:ゼミ発表の欠席
▲▲先生

お世話になっております。
◆◆学研究科◇◇学専攻、
★★学演習を受講しております、▼▼です。
この度は標記の件で連絡いたしました。

インフルエンザにかかってしまったため、
A月B日の、C曜D限のゼミを欠席させてください。

つきましては、大変申し訳ありませんが、
予定されていた発表を担当できません。
次回の出席時に振り替え可能な日について
相談させていただけないでしょうか。

何卒よろしくお願いいたします。

先にやっておくとよい準備
SafariやChrome、Edgeなどの検索エンジンで、教育・研究機関のドメイン「ac.jp」と「メールの書き方」等をキーワードにして、メールの書き方を案内した別の学校のサイトを探してみましょう。復習になると同時に、本コラムとは違った状況や文例も確認できて、きっと参考になるはずです。

次回は「発表要旨の確認依頼」を取り上げます。