【アカデミック・スキル】日本語でメールを送る第2回 (全4回)

こんにちは、OUマルチリンガルプラザTAの重久理奈です。

前回から大学・研究生活でよくあるメール作成場面と表現を取り上げていますが、今回は指導教員に相談事があるという事例を想定して文例を紹介します。

用件別のメール文例

1. アポイントメントの日程調整
では、◆◆学研究科◇◇学専攻に在籍している院生の▼▼さんが、指導教員の▲▲先生に相談したいという状況を想定してみましょう。例に挙げた◇◇学専攻では、年度始めと年度終わりに研究計画書と進捗報告書の提出が求められます。そうでなくとも、レポートや学位論文のテーマを決めたり調査・執筆を進めたりするにあたって、先生や先輩からの意見を仰ぎたいことがあろうかと思います。
肩書きや名前を入れ換えれば、ある程度は所属にかかわらず通用する文面になっていますので、ぜひご活用ください。

【学生から先生への打診】
件名:研究計画についてのご相談
▲▲先生

お世話になっております。
◆◆学研究科◇◇学専攻の▼▼です。
この度は標記の件で連絡いたしました。

今後の研究計画についてご相談したく
お時間を頂戴できたらと思うのですが、
差し当たってこの1〜2週間のご都合はいかがでしょうか。

お手間をとらせてしまい申し訳ありませんが、
何卒よろしくお願いいたします。

【先生から学生への返信】
件名:Re:面談のアポイントメントのお願い
▼▼さん

メールありがとうございます。
▲▲です。

来週ですと、シラバス記載のオフィスアワーの他に
下記の時間帯に対応可能です。
火曜日11:00~13:00
金曜日15:00~16:00

都合の良い時間をお知らせください。
よろしくお願いいたします。

【学生から先生への返信】
件名:Re: 面談のアポイントメントのお願い
▲▲先生

ご返信ありがとうございます。
▼▼です。

では、金曜日15:00~16:00に
研究室へ伺います。

何卒よろしくお願いいたします。

次回は「欠席連絡」を取り上げます。